放置と再開を繰り返して生まれるもの。

ここ数か月は日々の仕事の忙しさと、プライベートがなかなか落ち着かず、体力の衰えと重なって模活、いわゆるプラモを作る時間が確保できていなかったのですが、先週から再開してみました。

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私の場合、模活(模型活動)をする際にはそれなりの集中力と作業環境の確保が必要になりますが、この2つを両立させるにはやはり心の余裕と体力が不可欠です。
今回は数か月間プラモに触れることが無かったのですが、これが良い結果につながることもあります。プラモから離れることで、「視野狭窄」がちになっていた工作のアイデアをリセット出来たり、新しいアイデアが生まれることにつながったりします。

確かに雑誌やSNSでお見掛けするモデラーさんの制作スピードは憧れるところでもあるのですが、私の中での趣味の優先度は日々の生活の中でそれほど高く置くべきではないと考えていて結果家族との生活が成り立っているので(当然ブログも)、制作スピードが私と比べて格段に速い方々の作例を見て次回時間が確保できた時の制作意欲に変換して溜め込むというサイクルになってきています。いわゆるモチベーションにつなげるというやつですね。
で、少し再開しました。

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以前は形状をイメージに近づけたい作業を繰り返していたのですが、前回までの作例でそのままになっていた「スジ彫り」の技術をもう少し慣れていきたいと思って、ガイドテープを頼りに彫ってみました。

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実はここまでに彫っていたりもしたのですが、この時はドラパス製のディバイダーが無かったので、平行にラインが引けず、シンメトリー(対称)もずれていたりしました。瞬間接着剤で一度彫ったスジを埋めてヤスリがけで放置していた、というのが前回までの進み具合でした。
一度「捨てサフ」を吹いて、埋めたラインを消した状態で再度トライして上の状態まで彫りました。

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このキットを作りたいという思いは子供の頃から持っていたのですが、ランディングギアの数の多さや接着剤の使い方でずれてしまうような構造になっていたことで断念していました。それと同じ時期から思っていたのは、太腿や胸部側面のモールドの多さと他部位のフラットな部分の差が激しくてこの差をどうにかして埋めたいというのが今回のスジ彫りの目的です。
最近のUC世紀のMSだと90度分割のパネルラインは少なめで60度くらいの細かい角度の組み合わせが主流だったり見栄えが良かったりします。出来る限り、当時の意匠に沿ったスジ彫りを心掛けてみたのですが、どうですかね。

この時間の確保がいつまで続くかは不明ですが、妥協せずに、最後まで自分なりの技術でこだわり続けて作ることが出来ればいつかは納得できるものが完成すると信じてこの放置と再開を繰り返してみます。

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