台風21号が過ぎて。

ここ20年ほどの中で最大級とも言われた台風21号ですが、私が住んでいる京都も直撃しました。台風は通過して2日が過ぎようとしていますが、まだその爪痕は京都市内の至るところで確認できます。

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まずはこの度の台風21号、北海道地震により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 被災地の一日も早い復興を祈念しております。
先に書いておきますが、さすがにブログで被害を撮影して写真を公開する気にはなれません。被害に遭われた方にもこんな素人が撮影するのは失礼ですし、ましてや個人ブログにアップするのはNGに近いと思っています。私は報道カメラマンでもないので。

今回の台風21号については前日から保育園・幼稚園・小学校などの休校については決定、公共交通機関の運転見合わせの発表など、テレビやWeb上でもニュースにもなっていたので事前に雨戸の戸締り、ビニール紐での自転車の固定等を行うことができて、ある程度予測の範囲内で行動することが出来ました。
しかし、実際に台風が上陸すると、今まで体験したことのない強風と雨にかなり恐怖を感じ、前日にしておいた台風対策で果たして乗り切ることが出来るのか不安に駆られましたが、幸いにも自宅は何とか大きな被害も出ませんでした。

しかし、一夜明けて見回してみると、台風の影響で周囲の家ではテレビの受信アンテナが吹き飛ばされるかもしくは倒れたり、瓦が一面地面へ落下したり、物干しのトタン屋根がめくれあがったり、ひどいところでは道に面した家の壁が崩れ落ちているお宅もありました。
台風は毎年何度も上陸していても、ここまでを想像していなかったのか、何も対策を行っておられないお宅もいくつかありました。

私の家では台風21号上陸の直後からその日の深夜まで停電に見舞われてしまい、家に残していた家族3人はかなり怖かったようです。私はこんな日でも仕事をせざるを得なくて、定時で急いで帰ったものの、停電で自宅の設備が何も機能していない状態で対応に追われました。
ちなみに最初の写真は、いつもなら帰宅ラッシュ時間帯の京都市営地下鉄・四条駅ですが、ほとんど人がいない状態で、いるのは私を含めた数名と取り残されたアジア系観光客だけでした。

ここ数年でパソコンやスマートフォンは一般家庭に必要不可欠な情報端末として普及しきっているので、これが使えないとなるとかなり情報が不足したり、連絡が取れなくなってしまったりしてしまうと、孤立して2次災害が発生しても対応が遅くなってしまいます。
日常的に対応しておくことは難しいかもしれませんが、気にかけておくといざという時に安心できます。

    ・乾電池、充電池(エネループ等)は常に予備を準備しておく
    ・モバイルバッテリーは常に満充電になるように保管しておく
    ・SIMカード差し替えで使えるようなスマートフォンを持っているなら充電しておく(充電後は電源OFF)
    ・念の為SIMカード差し替えで使えるようなフィーチャーフォンを充電しておく(充電後は電源OFF)
    ・ソーラー充電できるようなデバイスがあれば望ましい
    ・数年前のノートパソコンのバッテリーは放電してしまっている可能性があるので充電しておく(充電後は電源OFF)

上のような準備はしておきましょう。
今回の台風21号では、我が家も深夜まで停電になってしまいましたが、やはり常日頃からの準備(?)(単なるガジェット好きとも言う)が功を奏して、周辺の家では真っ暗なところが多かったのですが、モバイルバッテリーのLEDライトや、ノートパソコンの液晶バックライト(本来の使い方ではありませんが)等で、何とか部屋の中でも真っ暗になることが無く過ごすことが出来ました。

モバイルバッテリーのLEDライトをONにして、水を入れたペットボトルの底から照らすだけで簡易ランタンになります。また、ペットボトル以外でもスーパーの袋にライトを入れるだけでも光が拡がってくれます。

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水だと透明感のある光が拡散してくれますが、面白いのがアクエリアスやポカリスエットなどのスポーツ飲料でやってみると、優しい光が拡がってくれます。

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またスマートフォンやタブレットなども、緊急時にバッテリー切れで不通になると困ってしまうので、以下のことに気を付けておいた方が良いと思います。
私はこの対応をしておくことで今回の停電時も問題なくスマートフォンを保てることが出来ました。

    ・液晶画面のバックライトは最低照度にしておく
    ・節電モードが搭載されている機種なら常に節電モードONに切り替える
    ・メール以外の自動同期をOFFにして無駄なデータ通信を無くしてバッテリー消費を抑える
    ・バックグランドでアプリが実行されることがあるので、使う予定の無いアプリはアンインストールする(ID/PW等で情報を引き継げるアプリならなおさら)

他にも「iPhoneだとおやすみモードの活用」や高性能Android端末で実装されている「画面の高精細化」などもOFFにしておくことでバッテリーの消費を減らすことが出来ると思います。
また、アプリをアンインストールせずにこまめにタスクから終了させるのは、結果逆効果につながることが多いです。
また、iPhoneやスマートフォンでのゲームはこんな時はやめておいた方が良いと思います。CPU・液晶・サウンド・タッチ操作等、バッテリーを大量消費する原因になります。

もっと大事な『衣食住』と言われる食料品や水の問題もありますが、スマートフォンに依存するあまり、つい普段から使いすぎてしまうといざという時に使えなくなってしまうと困るので、常日頃から情報を収集してスマートフォンに頼らずに災害に対応できるようになっておくことが一番大事だとは思います。

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