全天球画像をビジネスの手段として使う、THETA 360.bizを試してみました。

RICOH THETA Sは法人向けに使うことは無いと思っていたのですが、法人向けのアップロードサイト「THETA 360.biz」が新しくサービスを開始していたので、試しに使ってみました。
 

THETA 360.biz
https://theta360.biz/ja/

 
20151223-DSC_0223
 

 
登録はWeb上で行い、会社のアカウントを作成しました。アカウントは即時発行されるわけではなく、リコー側からメールで通知されるまで最大で5営業日かかります。私の場合は、年末年始にかかってしまったので、それ以上かかってしまいました。
アカウントが発行されることで、会社独自のドメインのページが作成されます。
この『待たされている』間に、”エセ”システムエンジニアである私は「今の内にサブドメインの登録とページの作成を行っているんだろうな」と勘ぐってしまいます(笑)。
 
基本的に全天球画像のアップロードはPC上で行う形になっています。スマートフォンからアップロードできるのは、個人向けの「https://theta360.com/ja/」のみですね。こちらからもアップロード選択できるようになると良いと思いました。
また、Webにアップロードする際、通常の画像はアップロードできません。THETAで撮影した全天球画像のみです。
通常の画像もイメージに盛り込めると表現の幅が拡がると思うのですが。
 
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「契約情報」からは、現在申し込んでいるプランの確認ができます。作成したツアーをWebページ上で公開した場合のページビュー数によって、有料になったりするようですが、ここからプランの変更等はできませんでした。またサービス開始したばかりなので、実装が追い付いていない感じです。
私は「フリー」のプランで申し込みましたが、このプランは制限があり、登録画像50枚、ページビューが500回/月までという制限付きです。
 
このページではその他に、アップロードした全天球画像や、「ツアー」という単位で管理される「簡易版ストリートビュー」のようなものを作成できるようになっています。
 
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「ツアー」を作成する画面では、全天球画像を配置するための「間取り図」にアップロードした全天球画像を配置していくという流れになっています。
 
一度自分の会社のものをテストで作成してみたのですが、全天球画像の「定位置」となる初期ビューはレンズの正面に固定されてしまうらしく、「間取図」の上方向が撮影時のレンズ正面になるように撮っておかないと、後で配置後のプレビューで確認した際に間取り図内での全天球画像の見ている方向と、実際の画像の方向が一致しないことになるので、「ツアー」を作る際には、先に撮影プランをきちんと作っておいたほうが良さそうです。
(言葉で表すのはややこしいですね)
 
キャプチャ
 
この状態、使ってみた感じではソフトウェア的に直すことが可能のように感じましたが…。
作ってみると、自分で作る感じが楽しいですね。無意味に画像を追加しすぎると、間取り図が見にくくなってしまうのですが(笑)。作った後のデータを他のメンバーに見せたりもしましたが、「社内ストリートビューだ!」と驚いていました。
 
一般向けのサイト「https://theta360.com/ja/」では、埋め込み用タグの生成が可能になっていて、Wordpressのブログや、対応しているブログサービスに表示させることが可能でしたが、この法人サイトの「ツアー」はまだ未対応、唯一HTMLのタグは生成されるので、Webページに埋め込んで表示することはできますが、Wordpressには表示できませんでした。Wordpressで自社のサイトを作っているところは少なくないと思うので、対応して欲しいところですね。
 

 
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