使いやすい安定スペックの10インチタブレット、arrows Tab F-04H。

10インチサイズのタブレットは数年前にXperia Z2 tabletを手に入れてずっと使っていたのですが、子供も一緒に使うことが多くなって不慮の事故(笑)の後、お蔵入りになっていました。今回、新たにタブレットを手に入れました。やはり10インチサイズは大きくて見やすいですね。

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手に入れたタブレットは、docomo arrows Tab F-04Hです。arrowsシリーズはスマートフォンをブロガーイベントで試していたりもしたことがありますが、タブレットは初めてですね。

arrows Tab F-04H | 製品 | NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/product/tablet/f04h/index.html?icid=CRP_PRD_f04h_top_up

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ホワイトモデルです。タブレットは元々のサイズが大きいので、持ちやすく出来る限り小さく見せるような工夫が凝らしてあることが多いと思うのですが、F-04Hはかなり無骨で角ばったデザインです。防水はIPX5/IPX8、防塵はIP6Xまで対応しています。

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接続端子はmicroUSB端子です。充電・データ通信兼用となっています。最近はType-Cの端子も増えてきているので、手持ちのスマートフォンと同じ端子は個人的に非常にありがたかったりします(笑)。カードスロット部分は1つのカバーにまとめられていて、microSDカードとUIMカードが入ります。

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色々接続して試してみましたが、USB変換ケーブルからのUSBメモリの読み書きや、MHLケーブルでの画面出力にも対応していました。少し前まではarrowsシリーズはMHLに対応していなかった(メーカー側もはっきりと非対応にしていますと仰っていたことがある)ので、便利になりましたね。ただ、Xperiaシリーズと違って、arrows Tab F-04HはmicroUSBでの電源供給が必須でした。
反対側側面には、電源ボタンと音量ボタンが並んでいます。タブレットとしてすごく当たり前になってきた

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他のタブレットと違う点は、この周囲にあるシリコン部分です。「grip edge」と呼ばれるもので、横置き・縦置き2方向の合計3種類の方向に限って壁に立てかけたりした際に、滑り止めになって倒れなくなる機構が盛り込まれています。

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実際に試してみましたが、確かにどこかに立てかけて動画を観たり、レシピを見たりするのには便利ですね。
ですが、この機能、カバーを着けてしまうと台無しになってしまう機能だと思うのですが…。

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確かによく見ると本体ベゼルの角が当たる前にこのシリコン部分が先に壁と接触して滑り止めの効果になっています。

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横向きの場合はさらに大きなシリコンが2か所あるので、大体平坦な場所であれば安定して立てかけることができました。

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出荷時の搭載OSはAndroid 6.0です。アップデートすることでAndroid 7.0にもできるようなので、アップデートしてみました。6.0の時は少し動作がモッタリしていたように感じたのですが、7.0にアップデートすると快適になりました。実際にアップデート後のバージョンは7.1.1になっていました。

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初期アプリの一覧(一部)です。初回起動時にGoogleアカウントを登録してアプリの一斉アップデートを実施後の状態ですが、バッファロー製無線ルータに接続するためのAOSSのアプリがインストールされていたり、コンビニエンスストアのLAWSONアプリが入っていたりする辺りが国産メーカーっぽいですね。ローソンはdポイントでも提携しているのでdocomo側の思惑かもしれませんが。

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ただ、メーカー製のアプリは非常に少なく、メディア再生アプリもドコモ製のものしかプリインストールされていない為、別途インストールが必要だったりします。マルチメディア向けのタブレットというよりも汎用性の高いスマートフォンの延長線上で使えるタブレットを目指した感じですね。私はGoogleのGoogle Playミュージックをインストールしてそちらで音楽を聴いています。

カメラの性能はタブレットに求めてはいけないというのが自分の考えなのですが、810万画素でそこそこの画質です。インターフェースやシャッターアイコンも大きめに作られているので、タブレットを持った状態でも指が届くので撮影はしやすいですね。

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AFの合焦はデフォルトで中央になっていて自動でフォーカスが合うようになっています。約1秒ほどで合焦するので、本格的なカメラとしての使い方は難しいかもしれません。
タップした場所でのフォーカスにも対応していて、タップ後に約1秒で合焦しました。下は手前のキーボードにフォーカスを合わせて撮影しています。

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可もなく不可もなくといった使い心地で、良く言えば完成度・安定度が高いと言えそうですが、逆に考えるとこれと言って付加要素があまり見当たらないAndroidタブレットという感じです。
もしかするとこれが長く使っていけるタブレット本来の形なのかもしれませんが。

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搭載バッテリーは交換不可ですが、6000mAhの容量で3日ほど持ち歩いて使っていても残り60%ほど残っていましたし、毎日充電しなくても持ち歩けるのは安心です。
厚みも十分薄いですし(6.8mm)、普段カバンに入れていても邪魔にならないので電子書籍やちょっとした記事を書くのもこれで出来そうです。

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