スキルを職場で無駄使い。TOA PC-1861を天井に埋め込み設置。

私はもっぱらデスクワークなのですが、前職までの経験の中では肉体労働の経験も結構あります。その経験と知識、技術が今の職場で無駄に使われてしまうこともしばしば(笑)。

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今回、職場の中で会議などを行う際、登壇者の声を部屋の隅まで届けたいという要望が以前から出ていて、今までの機材ではそれを実現できないことから、簡単な工事を行って欲しいという依頼がありました。
色々と考えて、天井に埋め込みスピーカーを設置して音を拡げることに。設置したスピーカーは、TOAのBGM用埋め込みスピーカー PC-1861というモデルです。

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取付自体は、付属している型紙で開口する部分を天井に写し書きして、オルファのカッター挽き廻し鋸で丁寧にくり抜きました。開口部分にスピーカーを入れるだけでバネの容量で簡単に取り付けることが出来ます。このオルファのカッター挽き廻し鋸はコンパクトで通常のカッター刃も入っていて2通りのカットが出来るので便利です。

スピーカーケーブルは天井裏を通して、部屋内の壁まで下してきました。天井で電源も確保できれば、簡易アンプも隠してしまうところなのですが、メンテナンスと運用部分を考えてスピーカーケーブルの接続パネルを取り付けるだけにしておきました。

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取り付けた壁面パネルは、Panasonicのスピーカー用パネル、スピーカターミナル2対W WTN4102Wを取り付けました。2本パラのスピーカーケーブルをネジで締め付けて接続するようになっていますが、バナナプラグにも対応しているので、スピーカーケーブルにバナナプラグを取り付けておきました。これだと専門知識なくても挿し込むだけで接続できます。最近の人ってスピーカーケーブルをつなげたことが無い人も実は多かったりするのです。

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そこまで高音質を求めるものでもないので、スピーカーへ出力させるためのアンプは本格的なものではなくポータブルな簡易的なものにしておきました。Lepy デジタルアンプ LP-2024Aというアンプです。

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不要な場合は片付けておけばか邪魔にならないですし、3.5mmイヤフォンジャックもRCAピンジャックも使えるので、パソコンの音声などを簡単に出力させたい時も活用できるようにしておきました。

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結果的に下のような配線を簡単に工事しておきました。
今まではカラオケ用のスピーカーを床に置いて、音を出していたのですが、これでは前方に座った人にしか聞こえない(後ろの方は減衰して聞こえにくい)、場所を取ってしまって不格好、という状態でした。
この工事後は配線もスッキリしてなおかつ音声が部屋全体に拡がるようになったので、部屋内での聞き取りにくい場所はほぼ無くなりました。

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工事自体はシンプルに見えるのですが、これを戸建でするにはかなりの施工スキルが必要になると思うので、リフォーム会社などに相談された方が良い結果になると思います。テナントビルの場合も管理会社に確認してから工事を行う必要がありますので注意して下さい。また、脚立や専用の工具も必要になってくるので、その場合もケースバイケースで。
業者に依頼するよりもプライスレスでコストが安く済むのは、たしかに社内のリソースで済ませることだと思うのですが、ここまでやる人っているのでしょうか(笑)。

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